パソコンでデータをDVDに焼く時に気をつけるべきこと

パソコンを長く使っていると、どうしてもデータがたくさんたまって行ってしまい、ハードディスクの容量が不足してしまうということが起こりがちです。
私はその度にパソコンに内蔵されているハードディスクから外付けハードディスクへとデータを移動させたり、重要性の低そうなデータを、時には泣く泣く消去したりすることもあるのですが、それでも追いつかないということも起こります。

 

そういった場合にしばしば行うのが、データをDVDに焼くという行為です。
そもそもDVDと一口に言っても、その種類には異なるものがあります。
DVDと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、レンタルDVDショップで貸し出していたり、レコードショップなどで販売していたりする、映画やアニメ、テレビドラマ、音楽ライブなどの色々な映像が収録された商品のことでしょう。
しかしこの場合に使用するのは、そのように元からデータがプレスという工程により元々記録されているものではなく、自分でデータを記録するためのものです。
それをパソコンに内蔵されているドライブか、外付けのドライブにセットし、レーザーによってデータを記録する行為のことを焼くと言うのです。
そのため記録前のもののことを、しばしば生DVDと表現することがあります。
パソコンでデータをDVDに焼く時に気をつけるべきこととしてまず挙げられるのは、その生DVDをどう選ぶかです。
実は私はこれまでに、何度もデータを上手く焼くことができずに悔しい思いをしたことがあるのですが、それはパソコンのドライブに問題があったからではなく、生DVDの方に問題があったからでした。
その商品は有名メーカーから販売されていたものではありますが、その品質自体に問題があったのか、またはうちのドライブに合っていなかったのかはともかくとして、何度も失敗してしまったのです。
なので、大事なデータを焼くのであれば、事前にいくつかのメーカーの商品を試してみて、最も信頼できるものを見つけておくことが肝心です。
特に重要なデータであれば、複数のメーカーのDVDに焼いておいた方が安心かも知れません。
またどういった方式のデータであるかによって、焼き方に違いがあるということも理解しておく必要があります。
通常のデータであれば普通に書き込めばいいのですが、パソコンではなくプレイヤーを使ってテレビで見るために、ISO形式として作ったデータの場合には、ディスクイメージの書き込みというパソコンの機能を使用するか、ISO形式の書き込みが可能なソフトを使用することになります。