40代以降の中高年世代は、更年期を迎える年代です。
それが女性の場合、女性としての機能が衰えることに対して悲観的になる場合も多いと言われます。
女性としての焦りなどいろいろな理由から、不倫にのめりこむ中高年世代が少なくありません。
【安定からくる焦り】
中高年世代は、子育てがひと段落し、自分の為に時間を使えるようになることが多いようです。
年代的に収入が安定している場合が多く、また夫婦関係も落ち着いた平坦な生活を送る家庭は多いのではないでしょうか。
安定は大切なことですが、女性として人生を振り返った時、このままときめきもなく人生が終わってしまうのだろうかと焦りを感じることがあります。
子供に手が掛からなくなると外に仕事を求める妻は多く、社会に出て仕事をするようになれば、必然的に男性と知り合う機会が増えます。
【夫との関係】
子育てに没頭していた時代では、夫に対する不満を気にする余裕があまりないものですが、子供の手が離れ夫婦の時間が増えることで、夫の一挙一動が視界に入り夫との空間に息苦しさを感じるようになります。
長期間にわたる結婚生活の中で、無意識に我慢してきた夫への不満が表面化し募りやすくなっているのです。
これまで家庭運営に積極的に参加してくれた、理解ある夫であったならば妻のこの反応は薄いもので済むはずです。
しかし、大半の男性は女性にとっては無理解と思わざるを得ないタイプであり、その場合、夫に対しての不満を抑えきれない中高年世代の妻の気持ちは、急速に夫から離れていきます。