上手にまとめ買いをして、食費の予算を賢く節約しよう

家計が厳しい時に、一番最初に削減を考える対象となるのはやはり食費。
しかし頑張って節約したつもりでも、1ヶ月の累計を取ると節約どころか予算オーバーなんてことも。

 

このようなことを経験すると、まとめ買いしてもどうせ計画倒れするから、と諦めがちですが、週一回、一週間分のメニューを組み立てて実行することで食費の予算をしっかりと節約することができます。
まとめ買いを行う上での大切なポイントは、「一週間を通して共通して使える食材を考えること」から始まります。
レシピ本やレシピサイトを見ると様々なメニューが出てきますが、そこで使われている食材を指示通りに購入してしまうと、結局使い残しが発生したりするものです。
そこで、例えば「パプリカを使ったメニューを食べたい日」が一日あるとすれば、そのほかの日にまたパプリカを使えるメニューを考えると効率よく節約することができます。
ここでは例としてパプリカをあげましたが、ほかの食材でも一緒です。
使い回しがやりにくい食材も、ジャガイモやニンジンのように使い回しが効く食材でも、1週間でどの程度必要なのかを把握してからまとめ買いすることが、結局は出費の節約へと繋がるのです。
まとめ買いをするときは、スーパーマーケットの特売日やおつとめ品をねらってお買い物すると良いと思います。
例えば、日曜日だけ食材一割引を恒例にしているスーパーマーケットがあるとすると、同じものが必要なのであればそこで購入することで節約ができますね。
また、野菜が安い店、肉が安い店、洗剤など日用雑貨が安い店、業務用の大容量冷凍食品を扱う店、などを調査して把握しておくと出費を切り詰めることができます。
1週間のメニューをまとめて考えることは、予算の削減以外にも、「バランスのとれたメニューを考えることができる」という点もよいところです。
毎日、行き当たりばったりにメニューを考えると、どうしてもメニューの内容が偏りがちになりますが、1週間まとめて考えると、全体的にバランスのとれたメニューにすることが可能です。
一週間分のメニューを考える作業、次に店舗ごとの特徴や物の底値の把握に慣れてくると、毎日献立を考えなくてはいけない煩わしさや、足りない食材をあわてて買いにいく手間から解放されて家事が楽になります。
ぜひ、実践してみてくださいね。