公共料金の支払いを滞納しないための、知識と工夫

どちらも料金が自動的に振り替えられるため、うっかり支払期限を過ぎてしまった、というミスが少ない点は同じですが、クレジットカード払いを利用することでお得な点があります。
通常の買い物でクレジットカードを利用すると、利用額に応じてポイントが貯まります。
そして、公共料金の支払いについてもショッピングと同様ポイントが加算されます。
公共料金は毎月支払うことが決まっているものなので、この決まっている出費に対してポイントが貯まっていくのはうれしいことです。
一方で、たとえば電気料金や水道料金については、預金口座から自動振替を利用すると自動振替割引のサービスが受けられます。
クレジットカードのポイント加算と、自動振替の割引サービスのどちらが自分にとって有利か、事前に比較してみましょう。

【公共料金の滞納が続いたとき、支払いの時効はある?】

各種公共料金は、事業者にとっての債権であり、未納料金も回収の時効はあります。
公共料金の種類によって消滅時効期間はことなり、時効期間を過ぎたあとでも、債権者に対して時効の利益を受けることを伝える行為「消滅時効の援用」手続きを債務者自ら行わない限り、債務が消滅することはなく督促請求は継続されます。
長期の滞納に心当たりがある方は、詳細については無料法律相談等に相談してみましょう。

【まとめ】

サービスを利用したとき、その利用料金は必ず支払わなくてはならない債務です。
この債務を支払わずにいることで受ける不利益は、精神的にも大変大きなものです。
支払期限をしっかり守り、支払い金額と預金口座残高を把握して、同時に割引サービスやポイントサービスを積極的に利用すること。
延滞利息は無駄な出費でしかありません。
毎月発生する公共料金をきちんと管理し、小さな積み重ねを賢く続け上手に節約につなげたいものですね。