応用力がある味噌のアレンジレシピで料理を楽しもう

国によって独自の調味料があり、どんな食材でもそれを使っただけでその国の料理と感じられることがあります。
日本では、調味料のさしすせそと呼ばれるものがあり、そのバランスによっても好みに違いが出たり、我が家の味と懐かしく感じることもあります。

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日本の調味料のさしすせそは、砂糖、塩、酢、醤油、味噌を表しています。
味噌は日本ならではの調味料でもあり、このさしすせそに含まれているほど主要な調味料ともなります。
発酵食品でもあるので美容と健康のためにもぴったりであり、豆を主原料に使っているという点も栄養バランスを考えて料理に多く取り入れられています。
味噌はそのままでも食することができるのですが、主な料理レシピには毎食の汁ものとして活躍する味噌汁があります。
汁もの以外にもご飯のおともやメインのおかず、小鉢のおかずなど、どの料理レシピにも利用される応用力があります。
ご飯のおともとしては、肉味噌やふきのとうが入ったバッケ味噌などがあり、焼きおにぎりや卵かけごはんになると醤油の代わりに味噌が利用されることもあります。
おかずとしては、肉や魚、野菜などどんな食材とも相性が良く、料理レシピとしても煮物、焼き物、蒸し物、炒め物などレシピのアレンジは自由自在です。
単品利用でも活躍をしますが、みりんや砂糖を混ぜて甘く味付けをして利用されることもあります。
煮魚や肉の味付けとしても向いており、子供たちにも人気のレシピとなります。
また、大人向きの味にしたい場合には、酢や辛子を混ぜ合わせてみると、お酒のおつまみとしても役立つ立派な小鉢レシピとなります。
味噌は、塩分が多いことから高血圧を持っている人などできるだけ食することは避けたいと感じている人もいるかもしれません。
しかし、塩以外にもうまみを感じる成分が含まれているので、その風味で味わうことができるのでそれほどたくさんの塩分を使うこともありません。
大豆をそのまま食べるよりも、発酵させているので栄養価が高まっており、コレステロールを下げたり胃がんや乳がんのリスクを下げるという効果も期待されています。
さらに、血圧の上昇の抑制や老化を遅くする、骨粗しょう症や糖尿病の予防など、年齢とともに避けては通れない病気を未然に防ぐためにとても役立つ調味料となります。
特別なことをしなくても食事としていただくだけの味噌は、おいしさやレシピのアレンジのしやすさがあるので、飽きることなく楽しみながら続けることができる健康法ともなります。