成分にこだわるよりも肌と相性のよい化粧水を選ぼう

化粧水を選ぶときには、配合されている成分にこだわりすぎるよりも、肌との相性がよいものを選ぶほうが重要です。
スキンケアの基本は保湿ですから、しっかり潤いを与えられる化粧水を選ぶようにしましょう。

 

肌に良いと言われる成分は色々とありますし、新しい成分も続々と出てきますので、そういった含有成分を重視されるという方は多いことと思います。
しかし、どんなに高機能なものであっても、肌との相性が悪ければ意味がありません。
肌との相性が悪い化粧品は、刺激を感じたり赤く荒れたりしてよくありません。
刺激を感じることなく、潤いを与えられる化粧水を選ぶようにしましょう。
スキンケアはトータルで行うものですから、クレンジングや洗顔料、美容液や乳液、クリームやパックなど様々なものを選んで使うことになります。
トータルで見て、それぞれの基礎化粧品の特徴を生かして、肌の保湿という目的を果たすことができればよいわけです。
たとえば、化粧水は水ですから、水溶性の成分を肌に与えるときには効果的ですが、油溶性の成分を与えたいときには不向きです。
肌にとって大切な水分には化粧水を使い、化粧水を蒸発させないためと化粧水では足りない栄養を肌に与えるためには美容液・乳液やクリームなどを用います。
解消したい悩みがあるからといって、悩みに合わせて高濃度で機能の高い成分が配合されているものを必ずしも選ぶ必要はありません。
基礎化粧品はスキンケアの基本ですから、肌と相性の悪いものを選んでしまうと大変なことになります。
あくまでも、肌に刺激を感じずに使うことができるものを選んで正しく使いましょう。
思ったような効果が得られないのであれば、クレンジングや洗顔料なども含めてトータルで見直してみましょう。
肌の潤い成分をクレンジングや洗顔料で過剰に奪ってしまってから、化粧水や美容液で与えようと思っても無理があります。
自分なりのアイテム選びやステップでケアをするのもよいですが、落とす、水分を与える、水分を保つ、蒸発を防ぐ、という役割をキチンと果たせるようなラインナップを揃えてケアをするようにしましょう。