旬の夏野菜を上手にとりいれて毎日を健康に

暑気がMAXの真夏の時期、夏バテして身体がだるくやる気までなくなっていませんか。
つい冷たいものやのど越しの良いものばかり食べてしまいがちですが、暑い夏を健康に乗り切るには、しっかり食べて栄養をとることは大切です。
太陽の光をたっぷり浴びた旬の野菜を体に取り込むことで元気を回復したいものですが、具体的にはどんな野菜や効果があるのか見ていきましょう。

 

夏野菜とは、その名の通り夏に収穫される野菜です。
力強い色合いのものが多く、見るからに健康になれそうな夏野菜は、体温を下げ、さまざまな栄養素が体の調子を整えながら健康へ導いてくれます。

夏野菜の定番いえば、トマトです。
トマトの赤い色に含まれるリコピンという色素には抗酸化作用があり、免疫力を高め、老化防止やガン予防の効果もあるとされています。
ビタミンAやビタミンCも豊富に含まれており、紫外線による肌のダメージを少なくしてくれる効果があります。
同じく夏野菜の代表格としては、きゅうりがあります。
きゅうりは主成分の90%が水分ですが、ビタミンやミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいます。
体にこもった熱を取り除いてくれたり、アルコール代謝を促してくれる効果があるため、夏バテ防止、二日酔いにもおすすめです。

ナスもおすすめです。
ナスはどんな調理法とも相性が良く、さっと焼いてめんつゆなどに浸したり、香ばしく油であげたりとさまざまな料理で楽しめます。
油調理をすることでビタミンが吸収しやすくなるのもおすすめポイントです。
ナスには不足しがちな食物繊維も多く含まれているので、便秘解消効果も期待できます。

夏といえばビールを飲む機会も多くなるのではないでしょうか。
おつまみとして定番の枝豆も、おすすめな健康野菜です。
枝豆はビタミン、ミネラル類を多く含んでおり、だるさや疲労感からの回復に必要なビタミンCも豊富に含まれています。
むくみの原因になるナトリウムの排出も助けるカリウムも豊富に含まれており、デトックス効果もあり、さらには高血圧の予防も期待できます。

そして夏の健康野菜といえばゴーヤです。
ゴーヤの苦み成分であるモモルデシンは血糖値や血圧を下げ、食欲を増進する働きや整腸作用もあるといわれています。
血糖値を下げる効果もあるので、ダイエットにもおすすめの食材です。

旬の野菜を上手にとりいれて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。