朝食を適正に食べることで、ダイエットにつながる?

【朝食を抜くことが脳のコントロールを狂わせる?】

インスリンが飢餓状態に備えるという部分が重要な点です。
朝の体の状態というのは、寝ている間に代謝が促進され、前日に摂取した栄養をある程度使い切っている状態です。
そのため、自覚はないかもしれませんが、朝は体にとっては飢餓にほぼ近い状態と言えます。
そんな飢餓状態であるのに朝食を抜いてしまうと、その飢餓状態をより促進することになります。
「体が飢餓状態になっている」と脳が判断すると、防衛本能が働きます。
それは、少ない栄養でも飢餓状態に備えるために、糖を消化するのではなく貯めておく、糖の蓄積に舵を切るようにします。
このため、朝食を抜いてから昼食や夕食を取ると、その糖質が貴重なものであると錯覚した脳が、余計にインスリンを分泌することで糖分が脂肪に切り替わり、それが肥満となる原因になるのです。

【まとめ】

朝食を抜くということは肥満になりやすい体を作ることを意味します。
朝に多少大目のカロリーを摂取しても、1日の代謝と動くことによる運動で消化されるのでさほどの問題はないとされています。
ダイエットを考えるのであれば、朝食はしっかりと取って、お昼と夜の食事量を制限するのが理想といえます。