糖質制限ダイエット、間違った理解をしていませんか?

【間違った方法を続けたときの健康リスク】

糖質制限ダイエットでは、パンやご飯、パスタなど、主食に該当する食品の摂取量を制限する必要がありますが、必然的にこれらに含まれている食物繊維も不足します。
食物繊維をおぎなう野菜類の摂取は不可欠です。
また、炭水化物は腸内環境を整える善玉菌の餌となるので、これを制限することにより腸内バランスが崩れることもあります。
さらに、肉や魚などの動物性たんぱく質の摂取量が過剰に多くなった場合は、これらを餌として悪玉菌が増殖することがあり、さらに腸内の環境は悪くなってしまいます。
これにより、便秘や下痢などの発症頻度が高まる上に、これらを引き金として大腸がんのリスクも高まります。

【まとめ】

糖質制限ダイエットは、カロリーを気にせずに肉や魚などを我慢しなくてよく、その上にお酒も飲めるということでたしかに取りつきやすいダイエット方法です。
しかし、糖質を避ければ何を摂っても自由というわけではなく、きちんと栄養バランスに気を配らなくては不健康になるリスクは高まります。
特に、注意しなくてはならないのが腸内環境の悪化で、食物繊維や乳酸菌などを意識的に摂取するようにしなくてはなりません。