足のむくみを解消するために大切なこととは

夕方になると足のむくみが気になるという女性は少なくありません。
特に、立ち仕事やデスクワークなど、同じ姿勢で長時間過ごすことが多い人に見られます。
そもそもむくみは、体内の余分な水分が溜まることで起こります。

 

水分は、血管やリンパ管を通って全身に送られますが、代謝が悪くなると、血液やリンパの流れが悪くなり、特定の部位に溜まりやすくなります。
重力の影響で水分は下に向かいやすいため、足は一番水分が溜まりやすい部位です。
滞った水分の流れを良くし、足のむくみを治すためには、代謝を良くすることが大切です。
そのためには、定期的に運動をして、新陳代謝の良い体にするのが効果的です。
新陳代謝が良くなると、取り入れた水分は全身に適度に行き渡るため、特定の部位だけに溜まってしまうことがありません。
必要な所に水分が届けられ、不要な老廃物が排出されれば、すっきりした体になり、体調も良くなります。
仕事中に同じ姿勢でいることが多い人は、代謝が低下しがちなので、休憩時間に軽くストレッチをするなどして、全身の巡りを良くするよう努めることをおすすめします。
それから、足のむくみを治す上で知っておくべきことは、冷えとむくみが大きく関係していることです。
体が冷えると、血液の流れが悪くなり、同時にリンパの流れも悪くなります。
ですので、足を冷やさないようにすることも、むくみを治すことにつながります。
靴下やレッグウォーマーを着用するなどして、足を温めるようにしましょう。
足がぽかぽかと温かくなると、血行が良くなり、水分が全身を巡るようになります。
また、食事内容を気を付けることもむくみを治すためには欠かせません。
塩分を多く含む食事や、栄養バランスが欠けた食事を日常的に食べていると、体内のナトリウムとカリウムのバランスを崩し、むくみを招きます。
栄養バランスの良い食生活が基本ですが、ナトリウムとカリウムのバランスを正常な状態に戻すには、塩分を控えめにして、カリウムの摂取量を増やすようにします。
カリウムは、アボカド、バナナ、ほうれん草、パセリ、ジャガイモなど、様々な食材に含まれています。
さらに、足のむくみを治すのに効果的なのが、リンパマッサージです。
リンパの流れに沿ってマッサージすることで、流れがスムーズになり、全身に水分が巡るようになります。
ジュニパーベリーやローズマリーなどのデトックス効果のあるアロマオイルを使うと、さらに効果が上がります。