【株式取引】知っておきたい用語、「指値注文」と「成行注文」とは

低金利時代の今、株式投資は資産運用の手段として常に注目されています。
しかし、株式取引の未経験者が実際に株式投資を始めたいと思ったとき、まず難しい専門用語が多いことであきらめてしまいそうになりがちです。
ここでは、株式投資をする上でぜひ覚えておきたい2つの用語、「指値注文」「成行注文」についてご説明していきます。

 

【指値注文とは?】

株を購入したり売却したりしたいときは、証券会社を通じて買い注文や売り注文をする必要があります。
「指値注文」とは、その注文方法のひとつです。
指値注文は、購入するときや売却するときに値段を設定して注文し、株価が設定した値段になったときに売り買いが成立します。
設定した株価にならない限りは取引が成立しないため、ローリスクローリターンの手法です。
指値注文は株売買において損を出す確率をある程度抑えてくれ、なるべくリスクを回避したいと考える方へはおすすめの買い方です。

【成行注文とは?】

なるべくリスクを回避したい慎重派とは逆に、多少のリスクを取っても大きな利益を狙いたいという積極派もいます。
そんな積極派に向く注文方法が「成行注文」です。
成行注文は、指値注文とは違い値段を設定せずに購入売却を行います。
購入売却を即座に実行できるため、その銘柄の株価が急騰したときや逆に急激に下がったとき、すぐに売り買いを実行でき商機を逃す失敗を回避できます。
これはどちらかというと投資に慣れたベテランに向く注文方法で、大きな利益を狙うための注文方法といえます。