つらい肩こり、予防するために意識したいこと

肩こりの原因は様々ですが、ひどくなると頭痛や吐き気を起こすほど深刻なつらさを伴います。
ここでは、肩こりを予防するために実践したい、正しい姿勢の保ち方とその効果について考えます。

 

【肩こりの原因とは】

肩こりの要因のひとつは、運動不足や姿勢の悪さから筋肉が凝り固まってしまうことがあげられます。
肩周辺の筋肉が凝り固まった結果、血行が悪くなることで痛みを感じることが多いのです。
特に現代は、パソコンや携帯電話の使用で首を前に突き出す姿勢を長くとっているため、肩周辺の筋肉の負担が大きくなっています。
また、人間の体のパーツの中で頭部は非常に重量があり、これをただ支えているだけでも肩首に凝りや痛みが蓄積されていきます。
肩こりを予防するには、正しい姿勢で体全体のバランスを整えることが重要です。

【肩こり予防のための正しい姿勢】

肩こりを予防するための正しい姿勢は、体を横から見て、頭の位置とお尻の位置が一直線上に並ぶ形です。
背骨は緩やかなカーブを描いていますが、胸を張ることでバランスのいい体のラインが保てます。
正しい姿勢を保つためには、体の様々な部分の筋肉を使うことになるため、慣れるまでは辛いと感じます。
しかし意識して続けることで筋力が鍛えられ、自然に正しい姿勢を保てるようになます。
体全体で頭を支えられているため、肩周辺の筋肉ばかりに負担が掛からなくなり肩こり症状の緩和につながるのです。