アイロン無しでもシワが気にならない洗濯の仕方とは

毎日の生活の中で、家族が多ければ多いほど大変になる家事といえば、洗濯もその一つではないでしょうか。
洗濯をする際には、汚れの種類、色落ちしやすいもの、繊維の種類などで分ける必要があるためさらに回数や手間は増え、洗濯に費やす時間が増えてしまうのです。

 
脱水が終わり洗濯機から出してみたところ、シワだらけになってしまいアイロンに時間をとられるという経験をしたかたも多いのではないでしょうか。
最近では、アイロン無しOKの形状記憶シャツもやシワになりにくい素材を使う洋服やシワ伸ばしスプレーが販売されていたりと、対策を行いやすいようになっているようです。

洋服の生地によって、シワになりやすいか?アイロン無しで良いか?を即座に見分けるのは、洋服生地にに興味がある人でなければなかなか難しい事かもしれません。
一般的にシワになりやすい素材は、天然繊維では綿や麻、合成繊維ではレーヨンやキュプラなどが挙げられます。
逆にシワになりにくいといわれているのが、天然繊維ではウール、化学繊維ではナイロンやポリエルテルです。
洗濯の事を考えずに洋服を気軽におしゃれに着るために、洋服を購入する際に素材に注目するというのも大切なポイントとなるでしょう。
また、ついてしまったシワを伸ばすにはシワのばし用スプレーがおすすめです。
自宅で帰宅後に使用するだけではなく、出張や旅行のお供に持っていけるような携帯サイズのスプレーも販売されています。
スプレーする事でシワの改善だけではなく、除菌や消臭、フレグランス効果も期待できるので一つ持っていると重宝する事でしょう。

お金をかけずに対策をしたいという人には、洗濯機の脱水時間を短く設定する事をお勧めします。
洗濯機のお任せコースや洗濯・乾燥コース等では脱水時間は5分から10分超という時間が自動的に設定されています。
脱水はきちんとしたいがアイロンが面倒という人には、脱水時間を3分程度にする事をお勧めします。
これにより、洗濯物のなかに適度な水分が残りその重みでシワを伸ばしながら乾燥するので、アイロン無しでもシワの少ない状態になるのです。
脱水時間3分程度では水分がある程度残っています。
室内干しなどで、生乾き状態が5時間程度となると雑菌の繁殖がふえて生乾き臭の原因となる事もありますので、室内干しを行う際などには風を洗濯ものにまんべんなく当てるなど、早く乾く干し方を心がける事も重要です。