お肉の上手な冷蔵・冷凍保存方法とは

パワフルに過ごしたいときに食べたいのがスタミナ肉料理ですが、食材の肉は購入してきて全てすぐに使い切るとは限りませんよね。
美味しさをできるだけ失わないようにストックするためにも、冷凍や冷蔵方法に工夫が必要です。

 

購入するときには、できるだけ鮮度の良いドリップの出ていないものを選び、自宅へと持ち帰ったらすぐに冷蔵庫へ入れます。

冷蔵庫にパーシャル室やチルド室など特定低温室があれば、そこへ保存することで鮮度をより長く保つすることができます。
時間がたつにつれ肉からは水気(ドリップ)が出てきますが、冷蔵庫に入れる前にはこれをクッキングペーパーなどでふき取ります。
早めに使い切るほうが良いですが、余った分はできるだけ空気には触れないようにします。
肉は油脂分をたくさん含む食材であり、空気に触れることで油脂は酸化して傷む原因となります。
そのため、ラップに包んでからジッパーのついた保存バッグに入れ、密封をする必要があります。
保存性を高める方法としては、味付けをして下ごしらえをしてから冷蔵するのも手です。
しょうゆや味噌やワインになどに肉を漬け込み、味付けをしておくと日持ちしやすくなりますし、下処理が済んでいると料理に使うときに調理が楽なのも利点です。
酒蒸しにするなど、加熱してから保存してもよいでしょう。

冷凍保存の場合は、かたまりのままではなく小分けにして冷凍をすることが大事なポイントです。
1回分に分けて冷凍をすることで、料理の際には使いやすく、解凍時間短縮にもなります。
また、急速冷凍をすることが大切です。
熱伝導率のよいステンレスのバットに肉を薄くしてのせることにより、素早く冷凍させることが可能です。