ニキビや肌荒れをメイクでケアするための注意点

ニキビや肌荒れは悩ましい問題ですが、メイクの際にベースからひと工夫することで、見た目に目立ちにくくさせることができます。
ニキビや肌荒れのあるときは、肌への刺激は避けるべきという意識が働きますが、何も塗らないでいる状態も実はあまり良いことではないのです。

 

肌に何もカバーするものがないと、それはとても無防備な状態であり、紫外線を直接浴びてしまい、紫外線を浴びた肌は過角化が起こりやすく、角質の硬化が進行すると毛穴をふさいでしまい、ニキビや肌荒れをより生じさせやすくなります。

これは体が肌を守るための現象ではありますが、これにより肌は硬くなり厚みが出てしまいます。

ニキビや肌荒れをメイクでケアするには、化粧品に含まれる配合成分に着目することが大切で、オイルフリーのものを選択しましょう。
また、肌への刺激が強い紫外線吸収剤が不使用のタイプを選ぶようにしましょう。
メイクの際に肌によい化粧品を厳選して使用することで、肌を保護することになり、ニキビや肌荒れの回復の助けとなることもありますし、効率的な回復を期待できることもあります。

メイクの前に重要視したいのは、肌を乾燥状態から守る保湿のスキンケアを行うことです。
乾いた肌はしわの元となりますし、角質がカサカサにめくれあがりファンデーションがうまくのらなかったり、毛穴がふさがって深刻な赤ニキビに進行したりします。
オイルフリーの乳液やクリームで、肌の表面をなめらかにしっとりとさせてからメイクをスタートしましょう。

乳液やクリームで肌を整えたら、次はベースメイクに力を入れることがポイントです。
ニキビや肌荒れがあるときは、とにかく隠すことばかりに意識がいくので、無意識にファンデーションの厚塗りをしていることがあります。
ベースメイクを丁寧に行うことが大切で、ニキビは目立ちにくくなりますし、回復へのステップも踏みやすくなります。

ニキビを隠すお助けアイテムとして、欠かせないメイクアイテムはコンシーラーです。
上手にカバーするのであれば、カバー力の高いスティックタイプがおすすめです。
実際の皮膚の色よりもワントーン色が暗いものを選びます。
コンシーラーを塗るときのコツは、少しだけニキビよりも広めに塗ること、そして周りをぼかしてから、パウダーをのせるととてもナチュラルに仕上がります。

頬にできたニキビの場合であれば、チークを上手にのせて隠すこともできます。
チークは血色を良く見せる効果がありますので、サッと軽くのせると、肌トラブルを目立ちにくくする効果を期待できます。
塗りすぎに気を付けて、軽くのせると肌はナチュラルに華やぎます。