売り言葉に買い言葉。夫婦喧嘩が深刻な問題に発展する前に

【修復の努力】

激しい喧嘩をしてしまったあと、それでも仲直りして夫婦仲を修復し平穏な日常を取り戻したいと誰もが思うことでしょう。
相手が謝ってくるなら許してやらんでもない、と意地を張ってしまいがちですが、それはさらにこじれる元になります。
率直に謝りたい気持ちを伝える事が大切です。

面と向かって伝えることに抵抗があるのならば、手紙を書くなど文字で伝えてみましょう。
その場合、相手を責める言葉を書くことはやめて自分の暴言を謝り、問題解決のためにお互いの妥協点を一緒に考えていきたいという点を丁寧に伝えます。
メールやSNSは手軽ですが、文字間から気持ちを読み取れず、意に反して冷たく突き放した印象を与える場合が案外多いので、あまりおすすめしません。

【まとめ】

いくら夫婦とはいえ、ひどい言葉で傷つけられたことをどうしても許せず修復が難しいことも多々あります。
言葉というのはそれほど重いものであり、一度口から出た暴言は取り消してなかったことにはできません。
夫婦は、元は赤の他人です。
他人のことは理解できない部分の方が多く、しかしその他人と衣食住全てを共にすると決めた夫婦だからこそ、理解してほしくて喧嘩になるのでしょう。
まずは相手を傷つける言葉はぶつけないこと、もし吐き出してしまったら率直に謝ること。
仲直りをしなくちゃと思う気持ちは失わず、相手への理解と妥協を育てていきたいものですね。