服は季節ごとに必要だと思っていませんか。
夏ならではの素材や冬の防寒コートを除けば、3シーズン活躍するものは意外とあります。
お気に入りの服を色々な季節に合わせて着まわした方が、プチプラの服をたくさん揃えるよりずっと節約になります。
収納スペースにゆとりができると、不思議と心にも余裕がでるものです。
そのためには、通年使えるマイカラー・マイトーンを決めましょう。
例えば、黄色よりの落ち着いたベージュを選んだとします。
その場合、スプリングコートを購入する時は、可愛らしいパステルカラーではなく、秋にも使える中間色のベージュやカーキ等を選びます。
特に春のアウターは着用期間が短いので、秋から冬にかけての方が活躍する機会が多いのです。
そして、そのコートの色に合うトップスやボトムスを揃えます。
シャツなら、柔らかいローンやオックスフォード生地のものが活躍します。
夏は冷房対策に羽織ることができますし、セーターやカーディガンとの相性も抜群です。
きちんと感のあるカジュアルスタイルは、ドレスコードがないオフィスで、好感度が上がります。
光沢のあるドレスシャツは素敵ですが、着用シーンが限定されるので、必要な時にレンタルサービスを利用するのもよいでしょう。
季節の変わり目に着るものがない、という声をよく聞きます。
それは、イメージした季節で服を分けているからではないでしょうか。
季節は、急激に変化したり、進んだり戻ったり、次第に移ろったり、様々です。
その度に、服を購入してはいられません。
その時は、着まわすだけではなく、どのように身に着けるか、を考えます。
シャツはウエストに巻きボタンを留めます。
袖をリボンのように結べは、巻きスカートになります。
柔らかい素材のシンプルなワンピースは、オフィスではカーディガンを羽織り、休日はデニムと合わせて。
ブラウジングするとチュニックの様になります。
内側を小さいゴムで絞ってドレープを作ると全く違ったフォルムになり、ハイピールと合わせるとエレガントな印象に。
アレンジ一つで雰囲気を変えることができます。
手持ちの服が少ないと、クリーニング代の節約にもなります。
ホームクリーニングが難しいコートやジャケットは、持たないという選択もありますが、それではおしゃれ心が満たされません。
同じような服が増えていき、節約になっていないことも。
何より、手入れをして愛着があるものばかり手元にあると、新しい服をむやみに欲しくなりません。
手持ちの服に合うものが自然と選べるようになるので、時間の節約にもなります。
大切に着た服は最後まで大切に扱って下さい。
十分着用したと思ったら、リサイクルショップ等を利用して、次の活躍の場へ送り出しましょう。
アイデアを活かし、生活を楽しむことが節約するということではないでしょうか。
それが、おしゃれにつながっていくのです。