【散歩のひらめきで芸術も生まれた】
毎日の通勤で歩いているから特に散歩などしなくても良い、という考え方もありますね。
しかし、仕事が待っている目的地へ向かうのはあまり楽しい行動ではないため、セロトニンの分泌は抑え気味です。
気持ちよく気分よくゆったりとした気分で歩く行為こそが、散歩から得られる効果を最も引き出すことのできる歩き方です。
歴史的な名曲を数多く残したある作曲家は、心身の健康を害して失意のなか移り住んだスイスで、アルプスの美しい山々を散策する楽しさに目覚めました。
そして、その散策の効用によって健康と創作意欲を取り戻し、現代に残る壮大なオペラ曲を生み出しました。
美しいアルプス散策という最上の散歩が、作曲家の苦しみを取り除き、さらにモチベーションを向上するまでに導いたのです。
【まとめ】
心身の健康を害して苦しんでいるさなかにある人は、散歩に出ること自体、相当の決意が必要なことでしょう。
しかし、勇気を持って散歩の第一歩を踏み出すことで、セロトニン効果とそれに勝るたくさんの気付きを体感できます。
まずは外の空気を吸いに行く。
理屈よりもまずは簡単なことから行動してみることが、症状の改善への足掛かりになるのではないでしょうか。