株式投資の銘柄選び。株価チャートを読み解いてトレンドを把握しよう

株式投資において株を購入しようと思うとき、可能なかぎり底値の株価で購入したいと考えます。
銘柄の株価が高いところを推移しているときは一般に手を出しにくいので、手の届く価格に近付いたなら買ってみようという心理です。
しかし株価は常に変動しており、底値の先がある可能性があります。
株価の流れは大きな視野でチェックする必要がありますが、具体的にはどのように調べるべきなのでしょうか。

 

【株価の動きをチェックするには】

株式投資をうまく運ぶには、株価が上昇トレンドを形成している銘柄を見極めることが重要です。
トレンドとは、「株価チャート」の動きを、大きな流れとしてとらえた場合の方向性のことです。
そして「株価チャート」とは、株価の値動きを時間軸で表しグラフ化したものです。
横軸の時間軸は、1日、1週間、1ヶ月、1年など、いろいろな時間間隔でとることができます。
株価チャートをチェックすることにより、たとえば一週間や一か月の短期では上昇トレンドを示している銘柄でも、年単位の長期で見ると下降し続けている・・・など、株価の動きを大きな流れで把握できます。
中短期で投資するのか、長期で投資するのかによって時間軸を変えてチェックします。

このように、それぞれの銘柄が、上昇トレンドを形成しているのか下降トレンドを形成しているのかを判断する際には株価チャートの確認は欠かせません。
銘柄を選定する際には、まず株価チャートを確認して、その銘柄のトレンドを把握することが必要です。
下落トレンドを形成中の銘柄の場合、一時的に株価が上昇したとしても、すぐにそれ以上に下落してしまうため、投資のベテランであっても判断が難しいものです。