洋服を長持ちさせる、洗濯の仕方

シャツ類など、着用する際にボタンを留めるものを洗濯するとき、どうやって洗濯機に投入していますか。
ボタンを留めて洗濯機に入れる方、ボタンははずして入れる方。
より洋服の傷まない方法はどちらでしょうか。

 

ボタンのついている洋服、特にシャツなど多くのボタンを留めるようなものは、閉める方が良いと思っている方は多いと思いますが、実はその逆です。
ボタンが付いているものは、必ずはずしてから洗濯をしましょう。
ボタンを留めておかないと型崩れしてしまうとか、他の洗濯物と絡まって傷んでしまうという事を心配しがちですが、ボタンを留めるとボタンを掛けている糸の部分に大きな負荷がかかり、ボタンが取れやすくなる事がありますし、ボタン穴が広がってしまう原因になります。
また、布が重なっている部分の汚れが落ちにくくなるという事もあり、シャツを傷めずきれいに洗濯するには、ボタンを全て外してネットに入れるのが一番です。
なお、ポロシャツなど首元に2,3個だけ付いているものは、開けても閉めてもどちらでも問題ありません。
布の重なっている部分の洗浄が気になる方は開けたほうがいいでしょう。
逆にファスナーなどは閉めて洗濯するのがおすすめです。
ファスナーの場合、特に金属製のものは、開けたまま洗濯をするとギザギザの部分が他の洋服にひっかかり傷める原因になります。
ボタンの場合と違って、留める事で伸びてしまったり、糸が切れたり、重なってる部分が綺麗に洗えないという事もありません。

洗濯をする際には、取れかかってるボタンなどが無いかどうかチェックしてから洗うようにしましょう。
また、干す時にはボタン全てを留める必要はありません。
乾かす時は、スピードが命です。
濡れた状態から素早く乾かす事で、雑菌の繁殖を抑えることができ生乾き臭の発生を抑えることができます。

いかがでしたでしょうか。
洗濯をする際、ちょっとした工夫をするだけで洋服を長持ちさせる事ができるようになります。
夏は特に洗濯物が増える季節です。
効率よく衛生的に、洋服を長持ちさせるためにも、ぜひやり方を見直してみてくださいね。