よい睡眠のために枕には大きな意味があった

寝て起きると枕がはずれてどこかに行っているということが私はよくあります。
枕がなくても問題なく眠れていた気がしていたため、枕にはたいして意味がないものと思っていました。
ですが、睡眠に関するいろいろな情報を集めると、枕にはとても大切な意味があるということを知りました。

 

枕をきちんと選ぶことで、肩こりや腰痛などの悩みが改善することがあると分かりました。
枕の機能で特に大切なことは、寝返りを気持ちよくうてるようにするという意味があったのです。
私はかなり寝相が悪く寝ている間によく動いているように思うのですが、寝返りを打つことが大切だという観点から見ると、実は悪いことではないのかもしれません。
実は寝返りには大きな意味があり、これをすることで、体の筋肉の硬直を防いだり、血行を良くしたりしているようです。
睡眠中に動かないと、翌朝に筋肉痛やむち打ち症に似たような症状になる場合があるということがわかったのです。
実際に、狭いところなど動けない状況で寝たときには、体の節々が痛いことがよくありますが、実はこれは寝返りをうっていないことでおきている症状でした。
たとえば、冬にこたつのなかで眠って、起きようとするときに体の節々が痛いのはこのせいだったのです。
ひろびろとした布団で寝ることには大きな意味があり、寝返りをうつのは寝相が悪いからではなく、体がそうすることを求めている正常な反応だったのです。
人によっては枕が変わるとなかなか眠れないということがありますが、枕が変わると寝返りがうちにくくなるということがひとつの原因でした。
確かに枕が普段使っているものと変わると、とたんに何か心地よくない感じがしていましたが、気のせいではなかったわけです。
人の頭はとても重いこともあり、首を寝違えることが多いのも、ひとつにはこうした理由があったからです。
よい睡眠をとることは健康には欠かせないことなので、自分に合った枕を使って、快適に寝返りがうてるひろびとした環境で眠ろうと思います。