人は呼吸をしていかなければ生きていけません。
けれども毎日なにげなくおこなっている呼吸は無意識で行っているので、人によって肺活量も違います。
同じように呼吸をしているとしても人によって肺活量は違ってきます。
肺活量というのは肺に空気を取り込んで、それをどれだけ吐き出すことができるのか、吐き出すことができる空気の量のことを言います。
空気をたくさん吸い込むことができれば酸素を体内にたくさんとりこむことができますし、空気を吐き出す量が多ければそれだけ肺にパワーがある証拠になります。
呼吸はなにげなく無意識に常に行っていることですが、人が生きるうえで非常に大切なことです。
意識して肺を鍛えていくことで、酸素をたくさん吸収することができるので基礎代謝を増やすことにもつながります。
酸素を体内にたくさんとりこむことができると、血液を通して全身に酸素を行き渡らせることができます。
きちんと酸素が体内にいきわたるようになると消費カロリーを増やすことができます。
呼吸を意識するだけで運動をしなくても基礎代謝をアップすることができて痩せやすい体質へと改善していくことができるのです。
さらに酸素が体内にしっかりと行き渡ることから運動をしても息切れをあまりしなくなり、運動能力がアップするといったメリットもあります。
特に歳をとってからは筋力が衰えてしまいがちになるので、しっかりと呼吸をして酸素を取り込むことが重要になってきます。
また肺活量を増やすことは、消化器系の病気のリスクを軽減してくれることにもつながっていきます。
肺や呼吸に必要な筋肉が減ってしまうと、うまく酸素を取り入れることができなくなる他にも、咳や痰が出やすくなったり、痰を吐きだすことができなくなってしまったりします。
若いうちから呼吸を意識して、肺活量を増やしていくことは将来の病気のリスクを減らすことにつながるのです。
肺活量を減らす簡単な方法は、ゆっくりと深呼吸をすることです。限界まで息を吸い込むこと、そして吐き出すといった運動はそれだけではいかる腸を鍛えることができます。
普通の深呼吸でも意識して行うと吸い込むことができる空気の量を増やすことができますので意識して行っていきましょう。
また定期的に行なうウォーキングや水泳といった有酸素運動は効果的に鍛えることができます。
また新陳代謝も増やすことができますし、全身の金区を無理なく使うことができるので、健康寿命を長くすることにつながります。