大型家電も賢く使おう!冷蔵庫を整理するとご飯が美味しくなる!?

もはや冷蔵庫のない生活は考えられないわたしたちですが、24時間電気を使い続ける家電なので電気代が気になります。
しかし、最近の家電の進化は著しく、10年前のものと最新型では電力消費量が大幅に変わります。

 

新しい商品が出るたびに買い換えられるならば確かに電気代は安くなっていくのかもしれませんが、冷蔵庫ほどの大物家電はそうそう買い換えることはありませんよね。
そこで、今すぐにでもできること、それは冷蔵庫内の整理です。
冷蔵庫内の使い方を変えることで、電気代を減らし美味しいご飯を食べられるようになったら毎日の生活がちょっとハッピーになりますね。

冷蔵庫の整理と、ご飯が美味しくなることは直接関係が無いように感じるかもしれません。
でも、家庭の食材はだいたいのものが冷蔵庫にはいっていませんか?
そして、毎日使っている場所なのに、以外と管理がおろそかになっていませんか?
奥の方に、賞味期限の切れた食材が眠っていることはないでしょうか。
冷蔵庫が魔窟と化す前に、段階を踏んで整理していきましょう。

1)賞味期限切れの食品は捨てる
当たり前!と思われるかもしれませんが、冷蔵庫の中には思いがけない賞味期限切れの食品がたくさん眠っています。
賞味期限とは「美味しく食べられる期限」であるため、ついつい残しておいていないでしょうか。
1週間以上、1か月以上など自分でルールを決めて捨てる癖をつけることで、庫内はスッキリしてくるはずです。

2)食品の間には空間を作る
冷蔵庫は、適度にすき間を空けて食品を入れた方が効率的に冷やすことができます。
どうせ冷やすなら、たくさん詰めて一気に冷やしたいと思っているなら逆効果。
冷風を送ることで冷やすシステムなので、すき間がないと空気が循環せず余計な電力がかかってしまうのです。
食品の量は庫内の7割くらいまでにすると、効果的に冷やせますよ。
冷凍庫は逆に、ぎっしり詰めることで効率的に冷凍ができます。
家電の特徴を知ることも、エコに繋がるというわけですね。

3)余計な包装は外してから入れる
代表的なものは、肉や魚が入っている発泡スチロールのトレイです。
断熱効果があるので、買ったままの状態で入れると食材が冷えにくくなります。
できるだけ外してから入れましょう。
ラップだけでは不安な場合は、ポリ袋に入れておくと乾燥も防げます。
納豆やヨーグルトのように、2連3連でまとまって売られているものは、包装を外して1個ずつにして入れておいた方が出しやすく、扉を開ける時間も少なくなるので庫内温度が上がりにくくなりますよ。

期限切れの食品を捨て、すき間を空けて食品を冷えやすく配置することで、庫内は格段にスッキリ整理されるはずです。
新鮮な食材が揃っているので、美味しい料理が作れるというのも納得していただけるでしょうか。
更なる整理整頓を目指すなら、大きさの揃ったケース(金属製やホーロー製が冷えやすくおすすめです)を使うなども良いですね。
ケースの大きさを揃えれば、整理が苦手という人でも管理が簡単になりますよ。

家の中でも一番大きな存在感のある家電である冷蔵庫も、特徴を知り上手に付き合っていくうちに料理上手になっている!?ということもあるのではないでしょうか。