目のまわりをほぐして、眼精疲労を予防しよう

昨今、スマートホンやタブレットなどの普及で、長時間モニターを見つめる時間が多くなるにつれ眼精疲労を訴える人の割合も増えてきました。
特に、デスクワークで毎日パソコンを仕事に使う場合、目の疲れは付き物です。
私も目が疲れを実感することが多く、ケアについていろいろと調べて日々実践するようにしています。

 

目は物に焦点を合わせるために、毛様体筋という筋肉を使って水晶体の厚さを調節します。
この毛様大筋を酷使すると、筋肉が凝り固まり、また加齢によっても硬くなるため視力の低下につながるそうです。
そこでまず、眼球周りの凝り固まった筋肉をほぐす効果のあるストレッチ運動です。
眼球を上下左右にぐるっと5回ほど回します。
そして、目をギュッと強く閉じて、ぱっと開ける動作を10回ほど続けます。
この運動は、血流を良くする感じがしてすっきりします。
物を使わずに手軽にできるため、疲れたと思った時は、仕事の合間に行うことで良い気分転換になります。

また、マジカルアイといって、平面的な絵が立体に見えるように工夫されている絵にじっと目を凝らし、絵が浮き上がってくるように見えるよう、訓練することもあります。
平行法と交差法という2つの種類の違う絵があり、平行法は水晶体を緩めて見るもの。
交差法は寄り目にして水晶体をキュッと緊張させるものです。
最初のうちはコツがつかめず見えにくかったですが、出来るようになると面白くて、私はマジカルアイの本を数冊購入してしまいました。
肝心の効果ですが、これを実践すると疲れが取れやすく、目がスッキリとした感じを得られました。
マジカルアイは、視力回復にも効果があるとされていて、これを行った日はすっきりとクリアに物が見えるような気がします。
運動により鍛える他にも、寝る前にまぶたの上と目の下の部分を親指でマッサージしたり、蒸しタオルで温めたりなど、いろいろな方法を組み合わせることもおすすめします。
やはり、目は普段から酷使しがちで、またデリケートな部分でもあるので、日々のケアで目を労わる必要があります。
自分に合う方法を見つけることが、一番大切なことだと思います。