運動した後の、筋肉痛の回復をうながす効果的な方法

久しぶりに運動をして、筋肉痛になってつらい思いをした経験のある人は多いでしょう。
筋肉痛とは、まだ医学的に解明されていないことが多いのですが、運動によって筋繊維がダメージを受けたことで起こると言われています。


筋繊維が炎症を起こすと、プロスタグランジンなどの痛みとなる物質が発生し、痛みとして感じられると言われています。
痛みがなければ、筋肉をきちんと鍛えられていないのではないかと感じてしまう人もいますが、そのようなことはありません。
体を動かせば必ず筋肉痛になるわけではなく、運動をして筋肉を動かせば、きちんとその効果は出ています。
ただ、筋肉痛になっている段階で、無理に体を動かすことは良くありません。
痛みが出ている間は、筋繊維が回復している途中であるということです。
筋肉は、筋繊維がダメージを受け、回復するときに強くなるという特徴があります。
そのため、効果的に筋肉を付けるためには、酷使したあとは体をしっかりと休ませる必要があります。
腹筋を鍛えた翌日は、脚を鍛えるなど、トレーニングする部位を変えることで、筋肉の回復を妨げることなく鍛えることが可能です。
継続的に運動することの効果も実感できるでしょう。
また、筋肉痛になってしまったら、血流を良くするストレッチやマッサージを行いましょう。
ストレッチは筋肉がほぐれて血行が良くなり、筋肉痛が回復するのをうながします。
マッサージも筋肉の緊張をほぐす効果がありますが、力を入れて強くもむのではなく、やさしくさするような感覚で行うのがポイントです。
炎症がひどく、熱を持っている場合は、冷やしたタオルやシップなどで冷やすことが大切です。
痛みが強い場合は、お風呂やサウナなどの入浴は避ける必要があります。
そして、運動後には筋肉の修復にかかせないタンパク質を意識して取るようにしましょう。
汗で失われたビタミンやミネラルも取るように心がけましょう。
そして、睡眠をしっかりとるということが一番大切です。
寝ることで成長ホルモンが分泌されて、筋肉の回復をうながすことができます。