仕事や子育てなど、普通に生活を送っているだけでも人は意外にストレスを感じているものです。
ストレスは、普段意識することのない人にも、気付かないうちに実は少しずつ蓄積されて心身がむしばまれている可能性があり、本人の意思とは関係なくある日突然病気という形で表面化する危険性が誰にでもあります。
生きづらい現代社会、ストレスとうまく付き合うための生活習慣を意識することで、自分自身を守らなくてはいけません。
もっとも取り入れやすいストレス解消法は、体を動かし緊張で固まった体を優しくほぐすことです。
デスクワークが多い方など、普段体を動かす機会が少なく運動不足を感じている人にはとくに効果的です。
身体を動かすといっても急に激しいスポーツを始める必要はなく、気分転換になるくらいの気持ちで取り入れることが大切です。
例えば、仕事や家事の休憩時間など、ちょっとした時間に身体を伸ばす簡単なストレッチをゆっくりと行います。
ストレッチをする時は、深い呼吸を心がけましょう。
深い呼吸をすると、自律神経を整えることができ、心身をリラックスさせる効果も期待できます。
軽いストレッチなら、無理せず生活習慣に取り入れることができるのではないでしょうか。
朝起きた時や寝る前、疲れを感じた時などに、ゆっくりと身体を伸ばすと気分が落ち着くのを感じます。
体を伸ばすことに慣れてきた方は、ストレッチにプラスしてウォーキングなどの有酸素運動を生活習慣に取り入れることをおすすめします。
気負わずに、まずは近所を散歩することから始め、散歩から姿勢を意識した大股歩き、大股歩きに慣れたら、速度を一定に保ち胸を張り腕を大きく振るウォーキングへ、と時間をかけてステップアップしていくとよいでしょう。
毎日の生活習慣ということでは食事も大切な要素です。
日頃偏ったものばかり食べていないか自分を知り、そうした少しの気付きが自分を高める一歩になって、ストレスを抱えない・ストレスに勝てる心へと変化していくことでしょう。