カーテンの色が睡眠に及ぼす影響とは

また、赤は人の気分を高揚させる働きがあるとされています。
闘牛士が真っ赤な布を揺らして牛を挑発していることからもわかります。
実は牛は赤を識別できないとされていますが、見ている観客を熱狂させる働きをしています。
気分を高揚させるということは、逆に言えば落ち着かせないという意味でもあります。
寝室のカーテンが真っ赤というのは、想像しただけでも落ち着きません。
ほとんどの人は、カーテンを選ぶときはインテリアとしての観点から選ぶでしょう。
部屋全体に調和するような色やデザインにしたいと考え、つまりは目覚めているときのことを考えます。
良い睡眠を得るためには、気持ちが落ち着くような色のカーテンを選ぶことが大切です。
一般的に、副交感神経を活発にし、リラックスする色は青であるとされています。
青は空の色でもありますので、真っ青な空を見れば、だれでも爽快な気分になるのではないでしょうか。
もちろん好みもあることと思いますが、カーテンを青系のものに変えるだけで、リラックス作用が働き眠りにつきやすい効果を期待できます。
カーテンだけでなく、リネン類も青系で統一するならもっと効果が期待できるでしょう。
カーテンは無地に近いシンプルなデザインが理想的です。