むくみのもと、身体に溜まった塩分を排出する方法とは

塩辛いものを大量に食べているわけではない自分には、塩分が体に溜まっていることはないと思ってはいませんか。
たとえば、和食はヘルシーで健康的と言われていますが、基本の調味料である味噌や醤油にはたくさんの塩が含まれています。


そのため、自分では気づかない間に身体に余分な塩分が溜まっている可能性があり、むくみの症状は塩分が体に必要以上にあるため起こっています。
塩は健康維持に不可欠ですが、必要量以上に塩分を取りすぎることは、健康を蝕む原因となる恐れがあります。

日本人に多い死因に、高血圧や脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病があります。
生活習慣病は食事の栄養バランスの問題でかかりやすい病気ですが、塩の摂り過ぎもこれらの病気を招く一因に含まれています。
悪くすると命を落とす危険性もある生活習慣病にならないようにするにも、身体に溜まりがちな塩分は積極的に排出するようにしましょう。

運動で汗を流すことは、塩分を身体から排出するのに効果的とされるます。
汗は0.05%ほどが塩分が含まれており、運動して汗を大量にかくことで塩分の排出に効き目があります。
中でもジョギングがおすすめで、走ることで代謝が働きやすくなり塩分が外に出やすくなります。
自分が気持ち良いと思う方法で体を動かし汗を流すことが大切ですが、汗をかきやすくするためにも水分補給をしっかりと行いましょう。
また、グレープフルーツジュースにはビタミンCがたっぷり含まれており、運動をする前に体に取り入れると脂肪を燃やす力を高めてくれるとされています。
運動後にはシャワーなどで汗を流しますが、入浴の際にはシャワーだけで済まさずに、湯船にゆっくりと浸かり汗を出すことで、ここでも塩分の排出効果がさらに得られます。
湯船につかる際には半身浴がおすすめで、半身浴を20分ほど行うと汗腺から大量の汗が出ます。
運動と半身浴の2つの方法で、健康維持につなげていきましょう。