整理整頓が苦手な人に、定位置収納のすすめ

生活していると物が増え続け、部屋の中が片付かなくなって困りものですよね。
そんな整理整頓が苦手な人にためしていただきたいのが、定位置収納です。
物をカテゴリー分けして置き場を決めるだけで、自然に片づけができる方法です。

 

まず、もののカテゴリーを分けることから始めます。
たとえば、ボールペンとメモ用紙、コーヒーカップとコーヒーは同じカテゴリーになります。
同じカテゴリーのものを同じ場所にまとめて収納するということが、取り出しやすい・使いやすい生活のために大切で、普段の生活の中で自分が同時に使っているものがなにかをつかむことがポイントになります。
カテゴリー分けができたら、それぞれの定位置を決めて収納します。
ものの定位置を決めるときには、自分が普段生活しているときの動線を考えながら決めていくとうまくいきます。
日常よく使うもの、たとえば、出かけるときに持っていく鍵や車運転用の眼鏡、荷物受取の時に使う印鑑などは玄関に置いておく。
逆に、普段あまり出番のないもの、たとえば冠婚葬祭用品や季節の飾り物などは、奥まった収納場所へ入れておく。
以上のように、自分がなにをどのような場面で使い、または使わないのかを把握することが大切です。
整理整頓をすすめていくと、同じものが何個も出てくることがありますが、ストックとして当面必要な分だけをとっておき、余分は処分しましょう。
また、ものの要不要を考えすぎると整理整頓が進まなくなってしまうため、判断があやふやなものに関しては、とりあえず一つの箱などにまとめてしまい、時間ができたときに見直してみるとよいでしょう。
整理整頓の中で、日常生活で使っていないものが意外に多いことに気付けると思います。