いろいろな砂糖の種類。ぴったりな使い方を考えよう

グラニュー糖は、お菓子作りにかかせない砂糖ですね。
お菓子のレシピで、使う砂糖を「グラニュー糖」と指定されることには理由があります。
グラニュー糖はサラサラしており、卵や牛乳など液体に溶けやすい特徴があるためです。
ただし、同じお菓子類でも、クッキーやスポンジケーキには上白糖が合うと言われています。
上白糖は焼き色が付きやすく、食べ物がこんがりとおいしそうに仕上がるためです。
また、上白糖にはしっとりとした質感をプラスする効果もあります。

多くの調理に使われる砂糖ですが、主な原材料はサトウキビとてんさい(サトウダイコン)です。
この2種類には、全く異なる特徴があります。
サトウキビから作られる上白糖は、身体を冷やす効果があるとされています。
冷え性や低血圧の人が過剰に摂取すると、さらに身体が冷えやすくなってしまうかもしれません。
一方、てんさい糖は体を温める効果があるとされています。
体を冷やしたくない方、とくに妊婦さんや妊活中の人へはこちらがおすすめです。

とても身近な砂糖ですが、それぞれに合った使い方や身体に合う種類を選ぶことがとても大切です。