ラジオ体操は健康にいい?その運動量について考える。

ラジオ体操は、元々は簡易保険局(現在のかんぽ生命)が健康維持のために考案しました。
ラジオ体操は、おしゃべりをしながらやる気がない状態で行ってもあまり意味がないようですが、真剣に取り組むと汗がでてとてもいい運動になるのをご存知でしたか?

 

ラジオ体操ダイエットという言葉もあるほどラジオ体操には意外な運動量があります。
有酸素運動やストレッチ、筋トレ、バランス運動が一度にできてしまうなんとも健康的な体操です。
ダイエットというと気になるのが消費カロリーですが、ではラジオ体操にはカロリーが消費されるのでしょうか。
まず、一般的な運動を体重50㎏の人が15分行った場合、
ウォーキングは速度40~60m/分で約32.25キロカロリー
ジョギングは速度120m/分で約87.5キロカロリー
ストレッチは約31.50キロカロリー
サッカーは約99.75キロカロリー
テニスは約132.75キロカロリー
そして、ラジオ体操を真剣にきっちりと行った場合は約57.00キロカロリーです。
なんとウォーキングを少し早めに歩いているのと同じくらいの消費カロリーになるのです。
ただし、ラジオ体操は第一が約3分、第二が約3分半ですので15分続けないと同等にはならないので気を付けましょう。
では、いつ体操をすると効果があるのでしょうか。
ラジオ体操というと、小学生の頃の夏休み早朝にした思い出から、朝早くにするものという意識はありますが、確かに朝にラジオ体操をすると頭と身体に効果的です。
朝シャキッとするためには朝がおすすめで、健康的な一日が送れます。
ではダイエットをするためにはいつが効果的でしょうか。
人の体温が一番高くなる時間帯は夕方の16時から18時頃といわれています。
血流が一番いい時間帯をねらって体操をすることで血流の促進がよくなり、便秘改善、基礎代謝があがりダイエット効果が期待できます。
時間のとれる方へは、朝と夕方に分けて行うことをおすすめします。
雨が降っても自宅内で行うことが出来、継続して行うことが可能です。
忙しくて一度しか時間がとれないのであれば、夕方の時間に重点的に行うと運動効果がアップします。
習慣にしてしまえば苦にならずに行えると思いますので、ラジオ体操を日ごろの健康維持に役立ててみてください。