無意識のよくないくせ・習慣、健康を害する行動をしていませんか?

人の行動は、知らず知らずのうちに無意識で行っていることが多いものです。
無意識の行動が全て悪いわけではありませんが、自分ではいいと思っていた習慣が、実は健康によくないことも多々あります。
日頃の生活習慣はとても重要で、良くも悪くも人の健康を左右するきっかけになります。

 

【水を沢山飲む習慣は一概に良いとは言えない】

健康的な生活習慣とされる一つに、水を1日〇リットル飲むというものがあり、実践している人も多いのではないでしょうか。
人間の体の約60%以上は水分でできているということを根拠に、水を沢山飲むことを推奨している健康法は実際に多くあります。
しかし、沢山水を飲めば良いというわけではなく、飲み方をあやまると健康に悪い影響を与える可能性があります。
人が一度に吸収できる水分量は、大体200~300ml前後と言われているので、一度に大量の水を摂取するのはおすすめできません。
また、水中毒という中毒症状を引き起こすこともあるので、過剰な水の飲み過ぎには注意が必要です。

【サプリメントに頼る生活はよくない】

最近は健康ブームも相まって、健康を維持するための習慣として、サプリメントを定期的に摂取する人が沢山います。
しかし、サプリメントの種類と摂取の仕方によっては、体への悪い影響が懸念されます。
たとえば、マルチビタミンサプリの過剰摂取は、ビタミンの種類によっては女性の股関節部の骨折や悪性黒色腫の発症リスクを高めると言われています。
ほかにも、ビタミンAを過剰摂取すると肺癌のリスクを、葉酸の過剰摂取は男性の前立腺癌のリスクを高めると言われています。
サプリの摂取が無意識のうちに習慣化している人は、偏った栄養素を過剰に摂取している可能性があるので、今一度その必要性を検討してみましょう。