公共料金の支払いを滞納しないための、知識と工夫

電気やガス、水道など公共料金を支払う際、手間を考えて口座からの自動引き落としにしている方は多いことでしょう。
口座から自動引き落としにしていると、いつも自分の意識しないところで支払いが完了しているため、事前に届く引き落とし予定日や金額のお知らせも、その内容は意外に気に留めずにいることがしばしば。
しかし、ときに預金口座の残高が足りずに料金の引き落としが完了しなかった、という事態もあり得ます。
規定を超えて未払いのまま滞納を続けると、そこには延滞による損害金が発生します。

 

【公共料金の未払いで痛い出費】

各種公共料金は、料金の支払期限が決められています。
この期限までに支払いをせずに未払い状態を続けると、延滞利息が加算されます。
延滞利息の計算方法は公共料金の種類によって異なります。
公共料金の種類によっては、支払期限が過ぎた後10日程度以内に支払いを完了させれば延滞利息が付されない場合もありますが、原則として支払期限の翌日から直ちに延滞利息が付加され、請求されます。
延滞利息は、期日通りに支払いを完了させていればまったく不要なお金です。
この無駄な出費のことをきちんと頭に入れ、それぞれの公共料金の支払期限を把握し、口座引き落としの場合は、引き落とし日前日に預金口座の残高が不足していないことを必ず確認しましょう。

【公共料金の支払で得をしたい】

公共料金の支払方法にはいくつかあり、過去には納付書を銀行やコンビニに持参して支払うことが一般的でした。
しかし、支払いのためにでかけなければならない面倒を考え、預金口座振替やクレジットカード払いを選択する方が増えています。
それでは、よりお得に公共料金を支払いたいと思ったとき、口座振替とクレジットカード払いではどちらを選ぶとよいでしょうか。