甘味料の種類の違いによる、健康への影響とは?

料理やお菓子など、私たちの日常生活において甘味料は欠かすことができません。
同じ甘味料として考えたとき、一般的に上白糖よりもハチミツを使った方が体によいイメージがあります。
健康面や美容面において、上白糖が体に及ぼすデメリットと、ハチミツが体に与えるメリットを考えます。

 

【上白糖が体に及ぼすデメリット】

調味料として手軽に使用できる上白糖は使い勝手がよく、どの家庭にも常備されている甘味料と言って良いでしょう。
しかし、一般的に使用される上白糖は、カロリーを供給するのみで栄養素が全くないエンプティカロリーの食品です。
消化吸収の早い糖の過剰摂取によって血糖値が急激に上昇し、結果インスリンが大量分泌し低血糖を招きます。
そして、低血糖の状態を解決するために脳からはアドレナリンが分泌され、そのため感情が攻撃的になります。
上白糖を過剰摂取した子供はキレやすい・情緒不安定になりやすい、という説がありますが、それにはこのような理由があるのです。

【ハチミツが体に与えるメリット】

ハチミツは、花の蜜を蜂が集めることで作られる天然の甘味料です。
そのため花の香りをまとった芳香があり、ビタミンやミネラル類を豊富に含んでいます。
約40%がブドウ糖、約50%が果糖という割合でできており、その他にも有機酸や酵素、ポリフェノールやアミノ酸など様々な栄養を含んでいます。
上白糖に比べハチミツは栄養価が高く、血糖値の上昇を抑える働きがあり、健康にも美容にも良いとされています。
しっかりとした甘味があるので、上白糖の代わりに使用することが可能です。